U-SPORT PROJECT

令和7年度U-SPORT PROJECT コンソーシアムを活用した団体連携型企画実行促進事業の公募開始

「令和7年度U-SPORT PROJECT コンソーシアムを活用した団体連携型企画実行促進事業」について、公募を開始いたします。
詳しくは、以下の内容をご参照ください。

1 事業名

令和7年度U-SPORT PROJECT コンソーシアムを活用した団体連携型企画実行促進事業

2 事業の趣旨

パラスポーツを起点とした社会的価値創出を目指す取組は、従来の枠組みにとらわれない自由な発想や、地域・世代・分野を越えた協働によって、パラスポーツの可能性を広げるものであり、具体的な課題意識やアイデアを有するもの、社会的波及効果が期待されるものも多くあるが、実現に向けたパートナーやリソースが不足している等により、新たな取組の創出や持続可能な活動に繋がらないといった課題がある。
以上を踏まえ、本事業は、U-SPORT PROJECTコンソーシアム加盟団体等間の連携を基盤とし、パラスポーツを起点とした社会的価値創出を目指す取組のうち、特に、具体的な課題意識等があり、かつ、実現に向けたパートナーやリソースが不足しているものについて、支援を行うことにより、新たな取組の創出や持続可能な活動に繋げることを目的とする。

3 事業の内容

受託者は、上記目的の達成に向けて、以下の事業を実施するものとする。

(1)パラスポーツを媒介とした社会課題の解決に向けた事業の実施

U-SPORT PROJECTコンソーシアム加盟団体(パラスポーツ団体・民間企業・自治体等)が他分野の団体(例:民間企業が受託者となる場合、パラスポーツ団体と連携する等)と連携し、パラスポーツを媒介とした社会課題の解決を目指す事業を実施する。
なお、提案にあたっては以下に留意すること。

1)提案団体について
・契約締結時までに、「U-SPORT PROJECT コンソーシアム」に加盟していること(提案時は申請中でも可)。
・実施意欲があり、連携先が未確定の団体であること。
※ 連携先については、団体採択後、U-SPORT PROJECT事務局(以下、「事務局」)にてマッチングを予定している。

2)提案する取組について

  • 背景となる現在認識している社会課題およびその解決方法を明示した上で、対象となる取組を提案すること。
  • 他分野の団体(民間企業・パラスポーツ団体・自治体等)との連携を前提とした事業内容であること。
    ※単なる協賛ではなく、課題解決の当事者としての関係性を構築すること。
  • 今後の事業継続性(自走化の可能性)および社会的波及効果が期待される取組であること。

【提案内容の参考例】
※以下は提案内容の参考例です。同趣旨の提案内容であっても採択を保障するものではございません。
パラスポーツ団体による提案例

  • 地域の自治体や教育関係機関と連携し、パラアスリートによる体験会や講話を通じた「インクルーシブ教育プログラム」を開発。
  • 自治体との協働により、継続可能な授業モデルやアスリート発掘モデルとして地域展開。

民間企業による提案例

  • IT企業が最新の技術を活用し、自治体や特別支援学校等と連携したパラスポーツ体験プログラムの支援環境を構築。
  • 自社の技術提供に加え、参加者データの取得・検証も実施するなど、実証実験を通じて、これまでスポーツにアクセスできなかった障害のある人へ新たな機会の提供を図る。
  • 教育機関・福祉施設・パラスポーツ団体と連携し、障害のあるこども・若者のキャリア教育の一環として、パラスポーツ体験と地元企業との雇用マッチングを組み合わせたイベントを実施。
  • アスリート発掘と参加者の成長支援、地元企業の雇用創出と障害者雇用率改善に資するモデル構築。

自治体による提案例

  • 地域の自治体が管理するスポーツ施設や公園を活用した、パラスポーツ体験ができる仕組みの常設化。
  • 地元のパラスポーツ団体やパラアスリートと連携した、誰もが気軽に参加できる交流型スポーツの導入と市民意識の醸成。

3)その他

  • 事務局が連携先を探索するにあたり、連携先に期待する役割や機能を具体的に記載すること。

(2)効果の検証

本事業の実施にあたっては、以下の観点から効果検証を行い、事業の成果および今後の展開可能性を明らかにするものとする。

  • 参加者の属性の把握
    参加者数に加え、年代、居住地域、障害の有無、パラスポーツの経験の有無などの属性を把握し、事業の対象範囲や多様性等を評価する。
  • 意識変化および満足度の測定
    参加前後における意識の変化や満足度について、アンケート等を通じて定量・定性の両面から評価を行う。
  • 継続的な参加意思および地域展開の可能性
    参加者の継続的な関与意思や、他地域・他団体への展開可能性についても把握し、事業の持続性と波及効果を検証する。

(3)実施事業に関する情報発信

本事業および「U-SPORT PROJECT」全体の認知促進による社会的気運の醸成や取組の横展開を図るため、以下の情報発信を行う。また、その他広報・情報発信を行う場合は事務局に共有すること。
① 実施する事業の内容や取組状況について、「U-SPORT PROJECT」ホームページやSNSをはじめとしたメディア、独自のネットワークを活用して情報発信すること。
※「U-SPORT PROJECT」ホームページ: https://u-sport.go.jp
② ①に加えて、スポーツ庁が運営する、スポーツ参加機会を提供するポータルサイト「ここスポ」の管理者アカウントを取得し(無料)、本事業内で新たに整備したパラスポーツ実施環境や、本事業内で実施する取組に関する情報を、「ここスポ」を積極的に活用して発信すること。
※「ここスポ」ホームページ:https://cocospo.go.jp/

(4)事業成果の報告

本事業の成果について、下記のとおり報告を行う。ただし、事業の進捗状況については、スポーツ庁及び事務局の求めに応じて適時報告すること。
① 委託事業成果報告書及びその概要等の作成・提出
(1)~(3)の業務により得られた成果を基に、事業の概要及び他の競技団体等の参考となるポイントを記載した報告書を取りまとめ、スポーツ庁及び事務局と事前協議の上、印刷物2部及び原稿(Microsoft Word、同Excel、同PowerPointで読込み可能な形式又はPDF形式により作成するものとする。)を事務局に提出すること。また、報告書の内容を概ね4頁以内にまとめた概要を作成(Microsoft PowerPoint形式により作成するものとする。)し、報告書中に盛り込むこととする。なお、報告書及びその概要については、原則、スポーツ庁ホームページに掲載する予定であることに留意すること。
併せて、報告書及びその概要の他、本事業関連資料一式(実行委員会配布資料及び議事録、事業の広報資料等)のドキュメントデータ(Microsoft Word、同Excel、同PowerPointで読込み可能な形式又はPDF形式)についても提出すること。

② 事業報告会での報告(予定)
事務局が開催する事業報告会(東京都内もしくはオンライン開催予定)において、事前に概要を作成・事務局に送付した上で、事業実施内容の報告等を行う。なお、概要については、①で作成したものと同一のもので差し支えないが、別途報告会向けに作成することは妨げない。
※事業報告会の日程は、令和8年3月を予定しているが、詳細時期等は別途指示する。
※事業報告会の参加に必要な経費は事業経費予定額に計上すること。

4 公募説明会の開催

本公募に関わる説明会を、以下日時にオンラインで開催する。
・日時
令和7年9月19日(金) 14:00~15:00

・形式
オンライン開催 (zoom を予定)

・申込方法
公募説明会希望者は、下記の登録フォームより、参加団体名、参加者名、参加者のメールアドレス、連絡先(電話番号)を記載の上申し込みを行うこと。
説明会当日は、登録フォーム入力後、発行したzoom のリンクから参加すること。
※申込締切:9月18日(木) 15:00まで

【登録フォーム】 https://forms.gle/iLFkffqs4nk5QEth7

※説明会への出席有無は、審査結果に関連しないものとする。
※申込内容に変更等がある場合は、事務局メールアドレス<info@u-sport.go.jp>まで連絡すること。
なお、応募にあたり、本説明会への参加は任意である。

5 公募要領、提出書類様式等

(1)関連資料一式

公募要領(PDF:244KB)
企画提案書(Word:50KB)
委託事業経費予定額(Excel:18KB)
審査基準(PDF:594KB)
委託要領(PDF:167KB)
事務処理要領(PDF:392KB)
暴力団体等に該当しない旨の誓約書(Word:32KB)

(2)提出期限

令和7年10月6日(月)17時(必着)

(3)提出先及び公募に関する問合せ先

U-SPORT PROJECT事務局
東京都世田谷区北沢1-24-21 ARIA3001
(担当者名:直井・角田)
e-mail:info@u-sport.go.jp

 

 

 

 

 

 

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