株式会社NHKエンタープライズ
【開催報告】第2回小学生ボッチャ競技会
小学生ボッチャ競技会とは
ボッチャを通じて共生社会について学ぶインクルーシブな競技会
小学生ボッチャ競技会では、障害がある児童とない児童でチームを組みます。
子どもたちは、チームメイトとのコミュニケーションを通じて、共生社会について大切なことを学びます。
チームは3年生から6年生の4人~6人で構成。そのうち2人以上は、特別支援学級または特別支援学校に在籍する児童であることが参加条件です。
第2回小学生ボッチャ競技会(2024年度)
■予選Aブロック 会場:花畑学園
8月25日、花畑学園の体育館でAブロックの予選が行われました。参加した8チームは2つのグループに分かれ、それぞれのグループリーグの上位2チームが本戦出場をかけて戦います。
決定戦の結果、技術・戦術ともにレベルが高かった「ニコニコあだっちーーず」と「baby boccia Adachi」が、本戦に進出しました。
■予選Bブロック 会場:光明学園
8月31日、Bブロックの予選が光明学園で開催されました。予選最多となる12チームが集結し、わずか2つの本戦出場枠を目指して戦います。
全力で戦う選手たちに、会場は大きな声援で盛り上がりました。激戦を制し、見事に本戦へ勝ち上がったのは「光明わくわくわらっぴー」と「柏木ファイターズB」です。
■予選Cブロック 会場:府中けやきの森学園
8月24日、最初の予選会が府中けやきの森学園で行われました。4チームによる総当たり戦で、上位2チームが本戦に出場します。
総当たり戦の結果、今年も1位となった「BBT Casa Jr.」と、僅差で勝利を重ねた「府中ユナイテッドC」が本戦に出場を果たしました。
■本戦 会場:渋谷区スポーツセンター
9月16日、渋谷区スポーツセンターで第2回小学生ボッチャ競技会の本戦が行われました。A、B、C各ブロックの上位2チームに、千葉県からの招待チーム「ASCボッチャクラブ」、新潟県からの招待チーム「ラッキー ピース」を加えた8チームで優勝を争いました。
熱戦を制して優勝に輝いたのは、新潟県からの招待チーム、ラッキー ピース。最後まで仲良く笑顔で戦い抜きました。勝負強さと高い技術に加え、試合を楽しむ姿がとても印象的なチームでした。
大会に参加したのは全部で26チーム。129名の選手のうち、58名が特別支援学級・特別支援学校の児童でした。
本戦の模様は、10月19日(土)午後3時より NHK Eテレで放送しました。