アダプテッドや合理的配慮の意味を知り、障害当事者団体とより良いスポーツ環境を考えるイベントを実施しました

障害のある人のより良いスポーツ環境づくりを目指して、株式会社ルネサンスと協働し、アダプテッドや合理的配慮に関する理解を全社的に深めるためのスポーツイベントを実施しました。

◆プログラム内容
①障害者差別解消法と合理的配慮に関する講義
障害の社会モデルや合理的配慮、アダプテッドスポーツに関する理解を深めるための動画の視聴、講義の実施（知る）

②スポーツ施設を活用した障害擬似体験
視覚障害の擬似体験や障害のある人がスポーツを実施したり、スポーツ施設を利用したりする上での配慮に関するグループワーク（支える）

③視覚障害、精神障害の理解のためのトークセッション
視覚障害者サッカー団体「CA SOLUA」、精神障害者サッカー団体「FREM FC」の選手と共に障害者スポーツの価値やスポーツをする上での配慮に関するトークセッション（知る）

④障害者スポーツ観戦・障害のある人とのスポーツ交流
同団体によるエキシビションマッチの観戦（みる）や「ウォーキングサッカー」を通じた交流（する）

また午後には、障害のある人の参加を前提としたアダプテッド・スポーツ教室「PLAYFUL HUB」にご参加いただき、障害のある子どもたちと共にタオルを使った運動あそびやボクササイズに取り組みました。

本スポーツイベントを通じて、「スポーツをする上での障害に気づくことができた」「できるところから環境調整をしていきたい」「難しく考え過ぎず、障害当事者との対話を大切にしたい」といった気づきの声が挙がりました。
また、障害者スポーツ団体からも「配慮に関して意見交換をする良い機会となった」などの意見があり、障害のある人とない人の双方が、より良いスポーツ環境について考える機会を提供することができました。

◆開催日時
2024年11月4日（月・祝）
午前の部9時00分〜12時30分/午後の部13時45分〜14時30分

◆会場
スポーツクラブルネサンスイオンタウン吉川美南（埼玉県吉川市）
Solumコミュニティフィールド（埼玉県吉川市）

◆協力団体
視覚障害者サッカー団体「CA SOLUA（シーエー・ソルア）」
精神障害者サッカー団体「FREM FC（フレム・エフシー）」
株式会社ルネサンス